ニートが2日でスーパーのバイトを辞める話

僕は18歳の頃、初めて労働というものを体験し、2日で辞めました。

当時のスペック

・中学3年間不登校

・通信制高校で2週に1回のペースで登校(ほぼニート)

外に出ないので体力がない

と、貴重な青春時代の大半を家でゲームしながら過ごしていましたw

今回は、アルバイトを二日で辞めた時体験について話していこうと思います。

アルバイトを始めたきっかけ

高校3年の冬、どうしても就職したくなかった僕は進路を決めきれずにいました。

働くことから逃げるために専門学校を探したりもしてましたが、結局やりたいことが見つからず、結局卒業まで進路が決まることはありませんでした…

呆れた親からは

せめて免許くらい取りなさいよ・・


と慈悲のお金を貰い、卒業後は自動車の教習所に通っていました。

無職ながらも「何かをやっている」感に満足し、遊び倒していましたw

教習カードに、現在の職種:無職とデカい文字で書かれており、他の人に見られないように必死に隠した思い出があります。

そんな教習所生活も終わりが来て、いよいよ「無職」を実感することになります。

ちょうどそんな時

・家が裕福でなかったこと

・家族の視線が痛い

・7年間も引きこもっていると飽きてきた

と、色々と引きこもりを辞める条件が揃い

とりあえずアルバイトしながら進路を探そう!

となったわけです。

2日で辞めるまでの経緯

アルバイトを始めるにあたって、僕が探していた条件は

・車で通える

・週3、週4で1日3時間程度

・接客以外、誰とも関わりがなさそうな仕事

といった条件で探していました。

見つかったのは、「スーパーの品出し」のバイト。時給700円でした。

面接で緊張していた僕は、ほとんどの質問に「はい」しか答えていませんでしたw

志望動機はなんですか?
はい!

中学、高校で受験等を体験してこなかった為、面接というもの自体初めての経験でした。

しかし、スーパー側も採用する気満々だったらしくスムーズに面接は進んでいきました。

店長
お肉の方でいい?
はい!(ん?お肉を品出しするってことかな?w)

途中こんな質問が来ましたが、ここでも「はい」とつい適当に受け答えしてしまいました。

これが後々の不幸を生みました…

「お肉の方でいい?」とは品出しではなく、
惣菜や冷凍された肉系の品物をラップする仕事だったのです。

実際に入ってみると・・・

週3でシフト希望→週5のシフト

1日3時間を希望→1日6時間以上

品出し希望→冷たい、臭い肉を手掴みしてラップする作業

と、事前に希望していた条件と全然違いました。

引きこもり歴が長い僕は、6時間立ちっぱなしの作業が本当に辛かったです。

初日から心をバキバキに折られ、2日目のバイトが終わると

働くのってこんなに辛いのか…

マックとかの女子店員もずっと立ちながら仕事してるのに、僕にはきつすぎる・・・

このままずっと臭い肉を触る仕事…?

引きこもって現実から逃げ続けた結果に絶望し、本気で泣きました。

その後はこの環境から逃げるためならとすぐに専門学校探しを始めました。

当時の僕へ
>時給700円のバイトをしながらダラダラ暮らすくらいなら、2日で辞めたその決断は正しい。
>その後専門学校でプログラミングを学んでエンジニアっていう高待遇で
 自由な働き方ができる仕事を選んでくれて、ありがとう。

今思うと、二日で辞めたのは大正解でした。

アルバイトを辞めた後どうしたか

辞める決断をした日、専門学校を探していました。

農業系

医療系

介護系etc・・

と色々ありましたが、アルバイトで肉体労働は無理だと悟った僕は

座ってパソコンカタカタする仕事がいいな・・・

引きこもってネトゲでタイピング力なら鍛えてたし、なんとかなるんじゃない?w

という単純すぎる理由で、ここしかない!と情報系の専門学校を選びました。

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今となっては、

毎日時短勤務で自由な時間を確保できた

同世代の大卒より給料が高い

ずっと座って仕事するし、飲食も可

このような満足行く環境で7年間も引きこもった僕が、苦労もなく快適に働けています。

まとめ

7年間現実から逃げ続けた僕でも、他業種に比べると特に苦労することなく働けています。

僕と同じように

  • 社会復帰を考えている無職・フリーター
  • やりたいことがなく業界選びに迷っている学生
  • プログラミングに興味がある人

このような方はIT業界に進むことをオススメします。

僕の場合は専門学校に進学しましたが、正直学費(200万程)に見合ったことはしてないと感じました。

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2年間の中でプログラミングを学ぶ割合は多くなく、資格取得や就職活動(自己分析、履歴書作成…etc)等が多かったです。

今だと、プログラミングスクールに通うのがオススメです。

就職サポートあり

短期間で学べる

専門・大学に比べるとコスパが良い

といったメリットがあります。

オススメのプログラミングスクールについてまとめた記事も合わせてご覧下さい!

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まずは試しにでも行動してみることをオススメします。

嫌だったら僕みたいに辞めて、別の道を探せばいいです!

7年間も引きこもってた僕は社会人として復帰するイメージが全くなく、

一生ニートかな…

とも思っていましたが、1つの行動で変わりました。

このままじゃマズいな…とうっすら感じてる僕のような方は

試しにでも良いので、プログラミングを学んでみることをオススメします。

引きこもった頃の僕のような人が、一人でもエンジニアとして社会復帰できたら嬉しく思います。